放課後研修 〜妙子〜


 授業が半日で終了する土曜の放課後は、クラブ活動の生徒がグラウンドで練習して いるのが慣習である。
 一方、校舎の方にはほとんど残っていない。職員室がある一階では生徒・職員とも に何人かは残っているが、二階より上の教室は補習でも開かれない限り人影はないの が普通だ。
 しかし、四階の一教室では、ごく一部の生徒が教師と「居残り」をしていた。

「あんっ、あんっ、あぁーんっ……あっ、あーんっ……」
 数学教師・白石妙子の周りには、今日も二人の男子生徒が立っている。
 濱本と松田は妙子の両脇で、ジッパーから男根を突き出していた。力強く反り返る 男根は湿っており、いずれも女教師の口唇に含まれていることがわかる。
「あぁんっ、あんっ!」
 両手にペニスを一本ずつ掴んで、全身を震わせる女教師。
 拡げられた股間では、もう一本ペニスが躍動していた。
 つまり、いま妙子の肢体には三人の男が群がっていることになる。
「あぁっ……やめてぇ、やめてください、近藤先生……」
 今日も黒のストッキングで妖しく飾られた妙子の両脚が、濱本や松田とは違う男を 受け入れている。近藤と呼ばれた同じ学年を担当する社会科教師は、二人の男子生徒 と同じように男根を露わにさせ、妙子の秘唇を味わっていた。
 近藤は妙子よりも二つ年上。中学からスポーツで鍛えており、体躯は二人の男子生 徒よりも一回り以上大きい。ペニスも二人よりやや太く、亀頭の傘部分が広がってい た。
 それでいて彼女の反応などお構いなしに、自分の衝動が欲するままに愛液まみれの 女性器を責め立てている。亀頭に膣壁を引っ掻かれるたびに妙子は両脚を痙攣させな がら、あられもない声をあげてしまうのだ。
「いけませんなぁ、白石先生……私のペニスをキツキツに締め付けておきながら、や めてほしいなどと心にもないことを……」
 近藤は妙子の足首を強く掴んで、突き入れに力を込める。
「あんっ! あぁんっ!」
「白石先生のマンコはこんなに悦んでいるではありませんか」
 じゅぷっ、じゅぷぷぅっ、と湿ったいやらしい音が、愛液とともに結合部から漏れ る。
 密壺から溢れ出るのは透明の愛液だけではない。やや白く濁った液体もペニスの出 し入れとともに零れてくることがある。
「二人の男子生徒をくわえ込んだだけでは、足らないのですか?」
 松田のペニスを口に含んだまま、答えられずにいる女教師の乳首が強く摘まれる。
「んんっ……!」

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「妙子センセすげぇエロエロだからさ、俺たち二人がかりでも全然平気なんだよ」
 代わりに答えたのは、右手で乳首を弄っている松田だった。
 近藤が入ってくるまでは、いつものように濱本と二人で妙子を呼び出し、三人での 乱交に興じていた。二人とも女教師の膣内に一度ずつ射精を済ませている。
 変化が起こったのは、妙子が精液と愛液にまみれた二本のペニスをフェラチオして いるときだった。内側から鍵をかけていたはずのドアが突然開けられ、キーを持った 近藤が入ってきたのだ。
 瞬間、妙子は「助かった」と感じた。
 放課後の爛れた居残り授業に終止符が打たれる、でもこうなってしまった責任をど のように負うべきなのか、自分でも驚くほどの速さで事後処理を思案し始めていた。
 しかし、濱本も松田も、狼狽の素振りすら見せなかった。
「コンドーちゃん、遅かったじゃん?」
「下っ端教師は放課後もヒマなしなんだよ」
 そこに現れた近藤教諭は、元スポーツマンの肩書きらしきものを持つ青年教師では なかった。
 同僚の痴態を眺めながら、口許をニヤニヤさせつつ下半身を露わにする。
 反り返った三本目のペニスを目の当たりにさせられ、妙子の観念したように両眼を 閉じた。
 壁際で自分の愛液が残る二本の男根に嬲られながら、閉じていた両脚が再び開帳さ せられる。男子生徒二人を射精するまで受け止めた女教師の秘裂が、よだれを垂らし ながら次の挿入を待ちわびているようにも見える。
 そこへ近藤のペニスが近づき、妙子の濡れた花びらを亀頭が探り当てた。
 それだけで新たな愛液が密壺から溢れて、男根を浸す。
「白石先生、貴女のその素晴らしい肢体(カラダ)を、私にもお裾分けしてください よ」
 妙子が答えるよりも早く、肉棒が分け入ってきた。
「んあぁぁっ……!」
 それは脱力していた肢体に、一本の太い芯を通される感覚だった。それまでの性交 で残っていた快楽の余韻らしきものがすべて吹き飛び、全身が新たな支配者を受け入 れる悦びに包まれた。
 フェラチオにも無意識に熱意がこもる。それぞれのペニスに優しく指を絡めなが ら、細かく律動する亀頭に舌を這わせていた。
 それでも、常識的に許されないことは十分理解している。
 時折「やめて」という言葉が出るのは妙子に残っている理性の叫びだった。しか し、男子生徒の肉棒を一舐めするごとに、また同僚教師の肉棒で膣壁を擦られるたび に、意識の中にある青い理性は赤い本能へと塗り替えられていく。
「あぁんっ、はぁぁんっ……あんっ、あぁーんっ、あんっ、あんっ」
 近藤の腰の動きとともに乾いた音が響き、妙子の口唇から淫らなハーモニーが紡が れる。
 結合部では、女教師の陰唇が男根をしっかりとくわえ込み、きゅっきゅっと締め付 けながら愛液を漏らしていた。すでに近藤の股間にもべっとりと付着している。
 近藤は、久々の快感に酔いそうだった。妙子の肢体については濱本と松田から聞い てはいたが、ここまで自分を夢中にさせるとは思わなかった。
「あの白石先生が、生徒を誘惑して快楽を貪る淫乱女教師だったなんてねぇ……」
 違う、と返すのを松田が押し留める。左手で後頭部を押さえつけられて、ペニスで 口を塞がれたのだ。
「別に俺は気にならないよ、妙子センセ元々巨乳でエロかったし」
 ペニスを突き出しているだけだった濱本も、汗に光る女教師の乳房を揉みしだき始 める。
 濱本と松田、そして近藤だけではなく、この学校にいるほとんどの男子が褒め称え る数学教師の美乳は、いまは完全に三人の陵辱者の手の内だった。
「んぅっ、んふぅんっ……」
 妙子の意識が二度目の頂点に向かって加速する。
 火照った身体は三人の男のされるがままに弄ばれながら、汗と愛液による艶を増し ていく。
 近藤が妙子の足首を引き寄せ、爪先を舐った。ストッキングに包まれた足の指から 流れる快感がそのまま股間へと伝って、女教師の密壺が強く収縮する。
「白石先生、もうイきそうなんですね。淫乱教師にはやっぱり中出しがいいのかな ?」
(イヤっ、やめてっ、膣内はやめてぇ……)
 言葉で懸命に拒否しているはずが、ほとんど喘ぎのような呻き声にしかならない。
 妙子は松田に頭を押さえられ、無理やりくわえさせられていた。
 両手にそれぞれペニスを掴み、片方をフェラチオしながら両脚を開き、ヴァギナで もペニスをくわえ込んでいる女教師の姿は、膣内への射精を甘受するかのような錯覚 を与える。一方的に犯している男の思考では、他の選択肢などあるはずがない。
 近藤は両脚に力を込め、ペニスを突き上げた。
 限界まで膨れ上がった亀頭が、女教師の膣奥を叩く。
 快感でぼんやりとしていた妙子の意識が、一瞬だけ醒めた。
 そして、一気に頂上まで持っていかれる。
(いっ、イクっ……イッちゃうぅ……)
 びくん、びくん、と妙子は全身を震わせながら、膣内深くまで侵入している近藤の 男根をきつく締め付けた。
 声にならない近藤の呻き声が、密閉された教室中に響きわたる。
 間もなく、女教師の膣内に大量の精液が流れ込んできた。同時に口の中でも熱い液 体が噴出される。
 濱本のペニスだけが、まだはっきりと上を向いていた。
 それは近藤が妙子から離れる時を待ちながら、必死で快感を堪えているかのよう だった。





2005.2.5