校内飼育 〜妙子〜


「あぁ、どうしてこんなことに……」

 夢だと思っても抗えない。目を閉じて、また開いても責めは続いている。
 放課後、進路のことで相談があると言われて話をしていたはずだ。他の生徒や教師 たちがいなくなるタイミングを待っていたのだろうか、廊下からの喧噪が聞こえなく なった時だった。
 いきなり別の生徒が教室に割り込んできた。相談を持ちかけてきた濱本と同じく、 自分が担任を受け持っている松田だった。松田は前後の戸にすべてカギをかけ、濱本 は白石妙子を後ろから羽交い締めにした。
 セーターを上に捲られただけでなく、ブラジャーも剥かれた。乳房が水気を帯びて 光っているのは、汗からではない。特に乳首になると歯形のようなものまで刻まれて いる。
 まだ高校生の稚拙な愛撫とはいえ、二人がかりで乳房を責められたら妙子も感じて しまう。潤んだ股間がパンティを湿らせてきた頃、濱本のペニスが女教師の口唇に分 け入った。
 そこで妙子はされるがままに男根を口に含んでしまった。さらに松田が首尾良く用 意していたカッターナイフがパンティを裂き、濡れた女性器をむき出しにされてしま う。
 松田もすぐにペニスを出した。担任教師の両膝を掴んで、ギラギラした視線をある 一点に注いでいる男子生徒の衝動じみた動作は、驚くほど迅速だった。
「あぁぁーっ!」
 締め切られた教室に、女教師の悲鳴が響き渡る。
 しかし、それが喘ぎ声に替わるまでさほど時間は要しなかった。セーターと同じく 上に捲られたスカートの下で、いきりたった男根が突き立てられ、激しく出し入れさ れる。
 相手のことなど考えてもいない、自分勝手な律動。しかし、妙子の肉体は反応して しまった。
「あんっ、あっ、あぁーんっ……あっ、あーんっ!」
 瑞々しい巨乳が大きく揺れて、あられもない声が口唇から漏れ出ていた。
「オラっ、こっちもちゃんとくわえろよ!」
 一度は離したもう一本のペニスが再度近づいてくる。反対側から頭を押さえつけら れ、無理やりにでもフェラチオをさせようという獣欲に、妙子はやはり逆らえなかっ た。
 受け入れるかのように口唇を開け、濱本の欲望を暖かく包み込む。
 侵入してきた男根に唾液をたっぷりまぶして、舌で舐めあげる。
 濱本の手が乳房に伸び、指が食い込んだ。男子生徒の手の中で乳首も巻き添えにし て揉みしだかれる。
 股間の突き上げも激しくなってきていた。くわえ込まされたペニスに膣内を掻き回 され、妙子の腰は知らぬ間に弾んでいた。
 自分から腰を動かして青い欲望を味わっていることに、妙子自身気づいてはいな い。二人の生徒に犯されているという思いだけが、彼女の精神を支配している。確か にそうなのだが、その中で妙子の「女」の部分が目を覚ましていたのかもしれない。
 すでに、妙子は嫌がっていなかった。濱本と松田、自分が受け持っている二人の男 子生徒に女の身体を開き、セックスを教えているかのようだった。
 そこまで教師の一面を見せようとしていた妙子に、松田は解答を示す。
「先生、もう出ちまうぜぇ、全部呑んでくれよな」
 妙子の精神が、現実まで一気に引き戻される。
 このまま快楽に身を委ねていれば、生徒に犯される女教師である自分に激しく興奮 できたかもしれない。しかし、彼女の「女」以外の部分が、それを許さなかった。
 ただ、もう手遅れだった。限界まで膨れ上がった松田の亀頭が、女教師の膣奥を強 く叩く。
「だっ、だめえぇっ!」
 すぐにフェラチオを止めて哀願する。それを許すまじと、濱本の手が妙子の側頭部 を押さえて、口淫を強制した。間もなく三度濱本の性器をしゃぶり始めた妙子に、も う抗う意思は失われたも同然だった。
 聴覚が、性感と共に男根の唸りを捉えたかのようだ。男子生徒に膣内射精される瞬 間が、間違いなく脳裏に焼き付けられた。
 同時に、上の男根も弾けるように震えた。口の中にも注がれる。上下の口から二人 の精液を呑み込まされてしまうのだ。

クリックしてね (いっ、イッちゃうぅぅ……!)
 精液が子宮口に吹き上がった。が、下の男根はまだ萎えていないのがわかる。精液 と愛液にまみれた女教師の媚肉は、男子生徒にさらに打ち据えられるのを待ってい た。



2004.6.10