お姉さんもとまらない 〜真理絵〜


 ぴちゃっ。じゅぱっ。ぢゅぽっ。
 真理絵お姉さんの紅い口唇の中で、ぼくのおちんちんが跳ねる。
 幹の部分は細い指が触れる度に血管を浮き上がらせ、亀頭は舌のリズミカルな刺激 ですっかり膨れ上がっていた。
「はぁっ、はぁはぁっ……」
 腰を前にせり出す、少し恥ずかしいポーズで快感に堪えるぼく。
 その前で、真理絵お姉さんは両膝をついていた。
 お姉さんがいま着ているのは赤いベビードールにストッキングだけで、パンティは はいていない。半透明の赤い布地から透けているお姉さんのおっぱい――ピンク色の 乳首がすごくいやらしく見えて、すぐにでも射精してしまいそうだ。
「ふふっ、我慢してないで、出しちゃえば?」
 ねっとりとした舌使いが亀頭に絡みつく。勃起しきってぴくぴく震える男根の反応 を楽しんでいるかのようだ。
 睾丸部分が持ち上がり、射精が近いことを知られてしまう。
 くすくすと余裕の表情を崩さないまま、真理絵お姉さんは仕上げにかかった。
「ほら、出しちゃいなさい……いっぱい出すのよ?」
 間もなく亀頭が口唇の中に呑み込まれると、舌先が先端をくすぐる。右手で太幹を 前後にこすりたてながら、熱く湿った空間で吸い込まれるような刺激で男根を責め立 ててきた。
 思わず声が漏れる。視線を下に遣ると、いやらしい下着姿の真理絵お姉さんが再び 間近に来た。
 そこから目を逸らすことなど、もうできなかった。赤いベビードールと黒いストッ キングのコントラストに視線までも支配されながら、ぼくのおちんちんは昇りつめて いく。
 ちょうどお姉さんが頭を引いていたときだったからか、反り返った亀頭が口唇から 勢いよく跳ね出したのと同時に、弾けるような絶頂感がぼくの下半身から広がる。
「あんっ!」
 どびゅっ! ぶびゅうっ!
 導かれるままに飛び出した精液が、真理絵お姉さんの顔面に浴びせられる。
「はぁぁ……真理絵、おねえさぁん……」
 お姉さんの指がさらに太幹をしごく。どこに射精しているのかは朧気にしかわから ない。
 びくん、びくんという開放感に気持ちを委ねるしかなかった。絶頂の大きな波が過 ぎても、お姉さんの舌が亀頭を舐め上げると、まだ残っていたのか少量ながらも精液 が放たれた。
 やがて射精が完全におさまり、視界を真理絵お姉さんの方に戻す。

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「もうっ、ゆうくんったら、こんなにいっぱい出して……」
 ぼくの目の前で、見たこともない光景が広がっていた。
 憧れのお姉さんが、ぼくの精液で汚されている。
 夢中で放出してしまった白濁の液体は、顔面だけにとどまらなかった。首から下、 赤いベビードールにも、汚染が広がっている。
 しかも真理絵お姉さんは、精液をかけられたままにしていた。口許にまで垂れてく る精液を時折舐め取るだけで、右手はまだぼくのおちんちんを握っているのだ。
 ぼくのおちんちんは、お姉さんの手の中で硬度を保ち続けている。
 膨らんだ亀頭が、上を向いたまま咆吼していた。もっとしたくてたまらなかった。
「まだまだ、元気ね」
 真理絵お姉さんは先端部分に「ちゅっ」と口づけをして、おちんちんから手を離 す。
 そしてそのまま向きを変え、四つんばいになった。ストッキングの太股に支えられ た股間が、ぼくの前で顕わになる。
「今度は、こっちに……ね?」
 花びらがわずかに広がって、透明な蜜が溢れていた。
 真理絵お姉さんがお尻を振ると、ぼくは吸い寄せられるようにその腰を掴む。
「あんっ」
 頭の中にあるのは、このまま後ろから真理絵お姉さんを犯すことだけだった。




2004.12.22