今夜のわたしのカラダは、すごく敏感。
ベッドインして早々に服を脱がされ、股間で動き回る彼の右手に弄ばれていた。
「あっ、あんっ……あぁんっ、あっ、あんっ、あぁーんっ……」
進くんの中指と薬指、二本がそれぞれ違う動きでおまんこのナカを擦っている。
性感がそこからすぐに全身へと広がり、あられもない声がどんどん漏れ出てしまっ
ていた。
「ユキ、すごくいやらしい顔になってるよ?」
「やぁんっ……だって、気持ちいいんだもん……」
くちゅっ、くちゅっと湿った音がするたびに、わたしはカラダをぴくぴくさせなが
ら喘いでいる。
おまんこを弄られている時はいつもこんな恥ずかしい反応だけど、そんな中、まる
でごく弱い電流で全身を刺激されているような感覚は、久しぶりのことだった。
「一週間ぶりに可愛がられて、ユキのカラダが悦んでるのかな?」
ちゅぷっ、と中指が奥へ進もうとする。
「あぁぁんっ……」
身悶えるわたしのおっぱいを、彼のに空いていた左手が覆う。
先週、進くんが短期の出張へと出てしまい、昨日まで夜のベッドは一人きりだっ
た。
それまでほぼ毎晩可愛がられていたわたしのカラダは、この時間になると熱くなる
というか、疼いてくるというか、一言で表現するとえっちしたくてたまらなくなって
しまう。
進くんとのセックスが、生活習慣になったようなものかもしれない。
実は一人でいたベッドの中で、濡れていたおまんこに思わず指を忍ばせてしまった
ことはあったけれど、悶々とした気持ちのままでなんとか過ごしていくことはでき
た。
進くんさえ帰ってきてくれれば、また可愛がってくれると信じていたから。
そして今日、進くんは仕事から戻ってくるなり、すぐにわたしをベッドルームへと
連れていってくれた。
シャワーも浴びないままのおちんちんをしゃぶらされたけれど、ほとんど気になら
なかった。一週間ぶりに味わった進くんのペニスがすごく張っているのを見て、彼も
わたしと同じように我慢していたような気がしたのだ。
「もう、ヌルヌルだね」
彼の指が、わたしの目の前までもっていかれる。膣壁を擦っていた中指と薬指はも
ちろん、人差し指や小指、また親指までねっとりとした液が絡みついているのがわか
る。
それは言うまでもなく、わたしの愛液だった。ベッドで服を脱がされる前から、部
屋で二人きりになった時から、すでにおまんこは濡れていたと思う。
「進くぅん……もう、挿れてぇ……」
わたしは改めて両脚を大きく広げると、すっかりほころんで蜜を溢れさせている淫
らな花びらに指を二本も挿れていた。
「もう、ガマンできないのぉ……ユキの、ヌルヌルのおまんこに、進くんのおちんち
んを挿れてくださいっ!」
入れていた指を左右に開き、ヴァギナを拡げる。
奥まで見られると思うと恥ずかしくてたまらなかったけれど、早く彼のおちんちん
をおまんこで受けとめたい気持ちの方が遥かに上だった。
「ユキ……僕も、我慢できなかったんだ。挿れるよ」
進くんは少し恥ずかしそうに答えると、すっかり膨れ上がった亀頭を花びらに擦り
付けた。
「あんっ」
直後、亀頭から太幹、そして瞬く間に根元まで膣内へと埋められる。
「あはぁっ……あっ、あぁぁーっ!」
無意識に全身が反り返った。膣壁を掻き分けた男根が子宮口へ近づいてくる気がし
て、わたしの頭の中は一瞬、真っ白になる。
「あぁぁっ……あっ、あはぁっ、はぁんっ……」
苦しくはなかったけれど、わたしの息づかいは絶え絶えだった。
乱れている呼吸に甘い声が混じって、待ちわびていた快楽を得られた悦びに打ち震
えているような印象を与えてしまうかもしれない。
進くんはわたしの口唇に軽く口づけてから、腰を動かし始めた。
「あんっ、あんっ、あぁんっ……あっ、あっ、あぁーんっ……」
彼のおちんちんがおまんこの奥へと沈むたびに、わたしの半開きの口唇からは声と
喘ぎが一緒に漏れ、ふたつの乳房が前後に揺れる。
「いやらしい、おっぱいだね……」
進くんの右手が、ぷるん、ぷるんと弾んでいたわたしの左の乳房を掴んだ。
「あっ……あぁんっ」
指先が少し食い込んでいたけれど、痛いというより心地よい。大きなおっぱいもわ
たしのカラダの一部として、愛する人にいっぱい可愛がってもらえるのだから。
さらに乳首を刺激されると、膣壁が直接反応したかのように収縮する。
「あぁっ、あっ、あはぁぁっ……」
「もう、膣内がすごく熱くなってるよ」
「はっ、はぃぃっ……おまんこ、きもち、いいですぅ……!」
わたしのおまんこは、彼のおちんちんに責められて愛液をどんどん噴き出してい
た。
結合部はもちろん、わたしの秘蜜にまみれてヌルヌル。ただでさえ熱い愛液がペニ
スで擦られることでさらに熱くなり、どうにかなってしまいそうだった。
「あぁんっ、あっ、あっ、あんっ……あっ、あーんっ」
不意に、空いていた右の乳房も軽く鷲掴みにされる。
「あぁぁっ……!」
両方のおっぱいを揉まれながら責められる姿勢になったわたしは、無意識におまん
こをきつく締めつけていた。
直後、パンパンに張っていた彼のおちんちんが奥へと押し込まれる。
「うぅぅっ!」
進くんが腰を反らせるのと同時に、わたしの乳房をぎゅっと掴んだ。そして間もな
く、おまんこの奥で熱い息吹を感じる。
射精で震える彼の腰に、わたしは両脚を絡ませていた。
全部受け止めるまでは、このままの姿勢でいたい。
そしてできることなら、もっと進くんとえっちしたい。
進くんの愛玩具として、もっともっと可愛がってほしいから。
上と下、それぞれの「お口」で繋がりながら、わたしはおまんこに入ったままのお
ちんちんがまだ硬いのを感じていた。
わたしはそれだけで、次はどんなふうに可愛がられるのかを考えてしまう。
――いつの間にかこんなにえっちになってしまったわたしを、彼がどんなふうに思
うのか、ちょっぴり不安になってしまいそうな夜です。
2006.8.17
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