「あっ……あっ、あんっ、あんっ……」
今夜も進くんは、わたしのおっぱいから弄り始める。
わたしはすでにブラもパンティも脱がされ、ヌードになっていた。わたしだけが脱
がされているのはちょっと変かもしれないけれど、文句は言わない……いや、言えな
い。
無骨な指先が、熱を帯びてきた乳首を摘みあげる。
「あぅんっ……」
いまのわたしは、大好きな進くんのペット……わたしのカラダは、彼の指に反応す
るようにできているから。親指と人差し指に挟まれた乳頭は間もなく固くなって、円
筒状に隆起する。
進くんは両手でそれぞれの乳房を掴むと、ゆっくりと揉み始めた。
彼の手の甲が、円を描くように動く。
「あぁっ、あはぁっ……」
わたしの感じやすい乳首は、掌の中から突き上げるように勃起していた。
それを感じ取った進くんは乳房を下からすくい上げるようにすると、彼好みの大き
さになった先端部を口に含む。
「んふぅっ……あっ、あっ……」
いつもはそこから吸われたり噛まれたりされるけど、進くんはなぜか軽く舐めただ
けでわたしの乳首から離れた。
「今夜はね、ユキにプレゼントがあるんだ……」
進くんはそう言いながら、わたしの背後に回る。
袋から取り出したものはなにか紐のようにも見えたけど、はっきりとはわからな
かった。
「あっ……」
両胸に、その紐のようなものが絡みつく。
きゅっ、と引っ張られたかのように、立て膝のまま胸を張るようなポーズにされ
た。
わたしはすぐに首を下に向けた。進くんがわたしのカラダになにを施したのか――
わかった途端、頬が紅潮した気分になる。
「なに、これ……?」
ブラをつけられたような感覚がしていた。確かに、背中ではブラジャーをつけられ
ている感触がある。でも、前の方は露わなまま。
「気に入ってくれた?」
進くんはわたしのカラダを優しく抱きつつ、左へと向きを変える。
鏡がある方向だった。いつもはカーテンで覆っているけれど、こうして二人でいる
ときは、進くんが知らぬ間にカーテンをめくっている場合が多い。
大抵は、わたしの恥ずかしい姿を映すためなんだけど……。
「可愛いよ、ユキ」
鏡の中では、左右の乳房を黒いレースのような紐で飾ったわたしが立て膝をしてい
た。
「やぁん……恥ずかしいよぉ……」
さらに進くんは、わたしの両腕を背中でひと括りにしてしまう。
痛くはないけど、結びは固くてほとんど動かない。わたしは両腕を縛られたまま、
機能を全く果たさない紐のブラジャーを着けただけの姿にされてしまったのだ。
「いやっ、こんなのいやぁっ……せめて手だけでも解いてぇっ……!」
たまらず哀願しても、進くんはまったく聞いてはくれない。
しかも、彼はさらにわたしを辱めようとしていた。太股の間に手を入れて、そのま
ま股間の敏感な部分に触れたのだ。
「あぁぁんっ……!」
くちゃっ、という湿った音がする。
感じやすいわたしのカラダは、乳房を弄られた段階ですでに濡れてしまっていた。
乳首に愛撫を受けると、その快感はすぐにおまんこへと響いて、愛液の分泌が始まっ
てしまう。
進くんの恋人になったわたしは、同時に彼の愛玩具――ペットとして可愛がられ
る。
毎日進くんの愛撫を乳首に刻まれ、そして男根を女陰で受け止めるたびに、わたし
のカラダは彼好みの仕様へと作り替えられていった。
セックスのときは進くんの愛玩具として、彼の性欲を満たしてあげなければならな
い。
「あっ、あんっ、あっ、あっ、あっ……」
軽く開かされた太股の間で、彼の指が上下に動く。
濡れたおまんこの花びらは綻んでいて、侵入してきた指先を愛液で塗し始める。さ
らにわたしが腰を少しだけくねらせるようになったところで、進くんは指を抜いた。
「あぁんっ……もっとぉ……」
弄って欲しくておねだりしてしまうわたしの前に、大きな男根が姿を現す。
進くんはベッドの端に腰掛け、スラックスの窓からおちんちんを出していた。鎌首
のような亀頭がわたしの顔に向けられている。
「……ユキ、君は僕のなんなの?」
「ぺ、ペットですぅ……」
わたしはやや支えながらも、普段教えられている通りの答えを言えた。
そして、両腕を縛られた立て膝の姿勢のまま、進くんの亀頭を口に含んだ。
「そう……ユキは賢い子だ」
「ふぁい……」
含んだ亀頭を少しずつ口唇の内へ呑み込んでいき、太幹をしごく。
両手が使えないので、わたしのフェラチオは顔だけでなく全身を上下させながら
だった。
「んっ、んっ、んぅぅっ……」
口の中で跳ねる亀頭に舌を這わせると、おちんちん全体がぴくんと脈打つ。
覚えたばかりのフェラチオに進くんが感じてくれていることがうれしくて、わたし
は尿道の先端を舌先でこすった。
進くんが小さくうめいて、わたしの頭を撫でてくれる。
そのまま射精して、精液を呑み込まされてもいいと思い始めたとき、進くんの両手
がわたしの頭をおちんちんから離した。
思わず舌なめずりをしてしまうわたし。進くんはそんなわたしの仕草を眺めてか
ら、乳首を強めに摘んだ。
「あんっ!」
「上手だね、ユキ……もう少しで出しちゃいそうだったよ」
出しても良かったのに、と言いそうになったところで、進くんはわたしのカラダを
ベッドへと導いた。そのまま両膝をついたやや前屈みの姿勢にされる。
2005.6.29
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