夜蝶 〜早苗〜
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早苗は股間に吸い付いていた謙太の頭に両手を添えると、自分で「Ｍ」の形に両脚 を広げた。 「このままで……パンティを脱がせなくてもいいから、早くぅ……」 謙太がスラックスを脱ぐのを薄目で見つめながら、早苗はパンティの端をさらに寄 せる。ストッキングに包まれたつま先は謙太に向けられていたが、彼の身体が近づい てくるとそれを抱え込むように絡みつく。 初めて姿を現した、謙太の男根。それまでの早苗の痴態にすっかり充血し、いつで も彼女を貫けるようになっていた。 謙太は早苗の脇に両手をつくと、亀頭を陰唇に擦りつける。 「はぁっ……そのまま」 謙太はすぐに体重を預け、欲棒を未亡人の秘唇に押し込んだ。 たっぷりと湛えられた愛液が勢いよく噴き出し、ずぷずぷと湿ったいやらしい音を たてながら屹立を呑み込む。 「うぅっ……」 「あぁぁっ！……あっ、あっ……あんっ」 いったん奥までペニスを押し込んだ。謙太が股間をぐりぐりと押しつけると、早苗 の乳房がぷるんと弾む。膣内の深いところにまで亀頭が侵入し、早苗は喘ぎながら身 体をよじらせる。 
早苗の肢体を味わうのは久しぶりだった。埋めたペニスに肉襞が妖しく絡み、リズ ミカルに締めつけてくる。 「あっ、あっ、あっ、あっ……」 半開きの紅い口唇から漏れてくる甘い声に煽られ、もっともっと突き入れずにはい られなくなる。組み敷いた未亡人の身体に、欲望を叩きつけるが如く律動を繰り返し てしまう。 薄目で謙太を見つめている早苗は、艶やかな美乳を揺らせながら、さらに腰を押し つけてきた。 くわえ込んだ男根をさらに呑み込もうと媚肉を蠢動させる未亡人の反応に、謙太は どんどん高まっていく。 「あんっ、いいっ、いぃんっ……」 早苗も大分高まっているのがわかる。いま突き入れを緩めれば、もう少し我慢でき たかもしれなかった。 しかし、謙太の中で熱く滾った女体への情欲はとどまることなく、両脚を一杯に広 げて悶える未亡人の秘芯に己の男根を激しく前後させてしまう。 早苗の両手が伸び、謙太の首に巻きつく。 「あぁんっ、あんっ、あーんっ……あっあっあっあっ……」 不意に、女体が軽く反られる。それと同時に、膣がきつく締まった。 奥へ突き入れているときにペニスを締めつけられ、謙太はとうとう我慢できなく なった。溜まっていた精液が男根から込み上げてくる感覚に任せるしかなくなる。 謙太は高く呻きながら、未亡人の膣内で絶頂を感じた。 熱く膨れ上がっていた亀頭から、子宮口に向けて数回精液が撃ち出される。 お互いに避妊具をなにも着けていない状態での膣内射精。 早苗は両眼を閉じて、謙太の授精を受け入れた。 「あぁっ、熱いぃ……あっ、あんっ、あぁっ……」 早苗はストッキングで包まれた両脚で、謙太の腰をしっかりと抱え込んでいる。射 精が終わるまで離さないつもりなのか、膣内で律動している男根に緩やかな締めつけ を加えていた。
2004.11.1
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